2019.05.13
蔟での1日
蔟にやってくるゲストさんは何をしているのか。
地域の方は結構気になるみたいです。
ここはなんにもない、田舎町。
聞こえてくるのはカエルの声。
たまに通る車の音。おばあちゃんたちの話声。
トラクターの音。風のふく音。
ゲストさんたちは
「とってもいいところだね。」
「こんなに風が心地いいのははじめて。」
この土地の風をふんだんに浴びて、「また来ます!」と帰られていきます。
怖いくらいの無音も、人の気配がないところも、
ふと見上げた時の星空も、この土地の香りも、
ここでの暮らしのなかの、当たり前を体中に受けて、心地よさを感じてくれています。
ゲストさんにたちの言葉によって、この暮らしの中にいる自分たちが幸せだなぁと、改めて感じます。
何をするでもなく、ここの風を感じて、ここの音を聞いて、ここの香りをかいで、ここでの暮らしを楽しんでいただけたらなぁ。
蔟から見える大朝日だけの雪もゆっくりと、じんわりと溶けてきています。