FAプロ

性に奔放な姉・咲から、パートナー交換の提案を受けた妹・真冬。欲求不満が顔に出ているとのことで、解消するにはパートナー交換が一番だと、姉は言う。確かに姉の指摘通り、真冬と夫は順調とは言い難い状態。原因は、夫の男性自身の調子が芳しくないからだ。戸惑いながらも、姉からの提案を夫に話してみると、意外にも夫はそれも悪くない、という態度。不安を覚えつつも、真冬は姉の提案に乗ってみることにした…。

セックスレスが原因で、不満を募らせる里美。魔が差して部長と肉体関係を持ってしまい、朝帰りをしてしまうが、夫は彼女の話を受け入れるのみ。その夜、煮え切らない夫の態度に対し、里美は不倫の事実を伝えてしまう。「俺がインポだからか」と苛立つ夫。里美の方から離婚を切り出すが、夫は納得が行かない。そして次の朝、夫は里美に一つ要求をする。それは「不倫相手とセックスしている所を見せてくれ」という話であった…。

「相手は誰でもいい…。お前のしたい人として、その話を私に聞かせてくれないか。」五十嵐秋子（30）が夫の遼太郎（65）の男根を慰めている時、不意に言われたのがこの言葉であった。天涯孤独の身である彼女は、35歳上の夫からの要求も淡々と受け入れる、それが彼女の処世術なのだ。しかし、そんな彼女が選んだ相手はかつて共に施設で育った男、拓巳であった…。歳の離れた夫と初恋の男、秋子の選んだ選択は…。